- オリジナル盤・・・高域が割とよく抜けており、バランスはまずまず。聴きやすい。
- 再販盤・・・低域が強調されている代わりに高域が痩せノイジーぎみだが、音楽的には説得力がある。高域が抜けない。以前耳に挟んだとおりだ。
- 総集編盤・・・なんだこれ??なんか、クリアネスも定位もスケール感も違うんですけど・・・ミックスもマスタリングも違うですよ?定位する音場が全体に広いし。それがAPO方式のせいかどうかは不明だけど。
メインテーマであり、全CDのTr.1となっている”BRAIN & MIND 未知の秘境への誘い”は、「男声ヴォーカル→女声ヴォーカリーズ→男声ヴォーカル→女声ヴォーカリーズ・・・」の順番でメロを取る構成だ。
そのTr.1では、女声ヴォーカリーズの抜けはオリジナル盤がまずまず良好。1999年再販盤は全体にローブースト気味なお陰で、男声パートの力強さがある。総集編盤だけ別物。こいつだけ飛びぬけていい。てかこれ聴いたら他聴けなくなるぐらい。
もしも”総集編盤”を中古でラッキーにも見つけたら、衝撃的なので是非効いてみて頂きたい。”オーディオをテストするに十分すぎるほどの電子音楽”と言うものに出会えることだろう。