駄目社員はむの日記

USO800 certified.

総評。

今年のアルバムは、随分選びやすかったというのが正直な所。
話題盤は相当枚数あった。でも、前評判の割には今一つだったのが多かったような。

  • 今年は久しぶりの坂本真綾さんの新アルバムが出たけれど、余りに音楽性・まとまりがサイテーだったので落選。あと新居昭乃さんのベストやFictionJunction YUUKAの1stとかもあったけど、そんなに素晴らしくも無かった。牧野由依さんが今年色々CDを出したが、荒削りながら素晴らしい歌い手さんの片鱗を見た。bless 4AKINOも、素晴らしいソロヴォーカリストを発掘したものだと思う。後二者は、早くアルバムを聴きたいな。
  • 菅野よう子さんでは、「アクエリオン」の他に「阿修羅城の瞳」「攻殻S.A.C. O.S.T.3」が結構良かったが、映像から離れてアルバムだけ聴くとどうなんだろうと言う内容。
  • 今や菅野さんと並び称される梶浦由記さんもそこそこ多作。「ツバサ クロニクル」のサントラもまずまず良かったが、音楽的な濃さや面白さは今一つだった気がする。
  • リマスター盤では、スタまにシリーズで11月に出た「少女革命ウテナ」がリマスタ効果大。合唱曲は抜群の聴き応え。今年の音盤ってことで敢えて選ばなかったけれど。



音質について言うと、駄目系CDも全般に音質が向上したと思う。
以前から音の良かったビクターエンタテインメントアニプレックスなどに加えて、従来駄目駄目の音質だったスタチャLantisなどから、聴くにたえる音盤が出始めた。DAWやデジタル卓が普及し、ミキサーさんも使い慣れてきたということなのだろうか。それにしても、ビクターはマスタリング集団FLAIRが獅子奮迅の活躍、音質にますます磨きがかかっている。音質を心配せずに買える駄目系音盤は、やっぱり今後もビクターなのだろう。


とりあえず今年はこんな所、かな?