今日も独り寝テントを広げる。 充実感でいっぱいである。 で、20時過ぎ、少しウツラウツラしてきてたのだが、急激に寒くなる。 あわててフライシートを掛ける。やっぱり秋である。寒いね。 あと、マグライトの電池交換したり、ICF-SW100Sで7MHzを聴いたり。…

夕暮れ。やばい、暗くなってくる。 足も限界寸前、いや限界を少し超えてしまっている。 でもなんだか、心は燃えている。 18時。那智大社に到着。 もう真っ暗で、マグライトが足元を照らしていた。 いやったー！小雲取越・大雲取越を一日で踏破。 ＃当初の目…

16:45。少し暗くなってきたが、なんだかコンプリート出来そうな気がしてきた！ 所々苔生してたり湧き水が吹き出してたりする石段を、徹底的に降りまくり。 行ける、今日の僕は一味違うっ。

軽い上り坂を越えると、舟見茶屋跡だった。熊野灘を一望！ そういえば昔、「ああっ熊野灘っああ熊野灘」とかいう暑苦しい相撲アニメ無かったっけ・・・ まあそれはそれとして、ふと気付くとかの大雲取を7割位踏破してしまっていた。 そこを少し過ぎたところ…

こっからは、標高があまり変わらず、尾根状の800m前後の標高の道を歩く。 ここを越えれば楽勝ペースに思えた。 とはいえ、これからは暗さとの戦い。まだ15時過ぎだと言うのに、鬱蒼とした杉木立の中では早くも暗くなってきましたよ。 地蔵茶屋跡に着いた。 …

元気になったのも、ほんの束の間である。 「胴切坂」という、それこそ壁のような坂を上りまくる。これが本日のハイライトに違いあるまい。 一休みを2度、3度と重ねる。 む、さすが、名にし負う大雲取の、それも最大の難所である。てか、この胴切坂を65minと…

眼前に立ちはだかるは、どこまでもスロープのどぎつい上り坂。 苔生しまくりの石段。しかも、あちらこちらから湧き水が吹き出す。こええええぇ。 これはヤバい。ヤバいと僕のココロの中の僕が告げている。コケたくないなぁ、滑りそう。 しかし、体力はまだあ…

大雲取の登り口に着く。 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・なにこれ。 壁？崖？ ハイキング気分だった僕は、いよいよ始まるヘビーな現実を目の当たりにし、凍りつくのだった。

後はずっと降りるだけである。 適当に水分タイムを取りながら、てれてれ降りる。 途中、50代ぐらいの素敵なご夫妻にお会いし、数分しゃべる。大雲取はきつ過ぎてやめたとか。そうですか・・・ そして12:10、小和瀬(こわせ)渡し場跡・着。 良いハイキングコー…

百間ぐらまでのアップから、尾根状の緩やかな道へと変わる。 順調に石堂茶屋跡を越える。 この小雲取越には1〜25のランドマークが置かれており、ちゃんとコースどおりかどうかを確かめながら歩いていくことが出来るのだが、請川バス停の「1」から数えて「17…

さっそく、小雲取のアタックに掛かる。 なにしろ、今朝まで雨だったのである。山道は上り続きとはいえユルい。しかし、ガスと湿気が微妙に体力を奪って行く。 松畑茶屋跡を越えて、百間ぐらまでくる。上り続きだが、そんなにしんどくはない。 そうこうしてい…

熊野川に沿って、舗道を歩く。 下地橋を渡ってからは、ついに狭い道に入る。いきなり山道の本番である。 緩やかとはいえない上り。如法山(400mぐらい)を上り、また下ってくる。 この着いた請川こそ、小雲取越のスタート地点なのである。

G7会合後、世界経済が安定へ向かいますように。

ここには茶屋もあるらしい。 そういえば、熊野の目はり寿司、まだ食ってないなぁ。一度機会を見つけて食べてみたいところ。 バスに乗っているうち、雨は止んだようだ。 バスはウネウネと曲がる温泉郷、そして本宮への道を60km/hぐらいで快活に飛ばす。そうい…

乗ったのは、一ヶ月ほど前と同じバスである。同じコース？いやいや。 今回は無謀にも、中辺路最大の難所であり、熊野古道全体でも屈指のアップダウンに挙げられる「大雲取越え・小雲取越え」にチャレンジである。 熊野本宮大社から目指すはナチ那智。熊野那…

予想通り、雨はほぼ止む。紀伊田辺駅前のローソンにて、1Lのポカリと弁当ほか買い、駅ナカ(?)で弁当を食う。テントの重量が、水分で大幅アップ。 雨の野営の教訓： 今回は野営場所の関係でしょうがなかったけど、土の上には雨の日にテントを張らない。 アン…

↑結果的に大雲取越・小雲取越編が一日で終わることに。