↑元ネタ、ガノタでしたらおわかりですよね。
さすがに町が近づいてきた
農道や住宅地の中を歩く。だいぶ住宅地の割合が増えてきた。
そしてこの古道歩きも、そろそろオーラスである。
1345、白毫寺(びゃくごうじ)のふもとに至る。
って、また坂の上なんかいっ!
参拝者から少額のおカネを徴収するのは構わないのだが、受付がおらんので払われへんのですよ。
トボトボと寺から下山してきたら、周辺住民のオバチャンがニヤニヤしながら
オバチャン「だれもおらんかったやろ!休んどったやろ!」
と聞いてくる。スルドイっすねおばちゃん。
まとめ:北・山の辺の道は、ともかく地味だが、行く価値はある。
天理市から奈良市へと北上するこのコース。8時から15時まで、ほぼ歩き通しだった。
- 終日曇り、そこそこ暑かったが、晴れなくてだいぶ助かった。ただ、豪雨の直後だけあって、あちこち湧出水が道にオーバーフローしていたけどね。
- 歩き始めて2-3時間経ったところでいったん歩くのに飽きたけれど、その直後頭と足にスイッチが入った。
- このコースには、トレッキングシューズ必須。なにしろあまり整備が行き届いていない古道である。コンクリの上7割ながら、藪の中、滑りやすい石段も歩くし、突然悪路の山登りにもなる。多少の水たまりや泥は覚悟する必要あり。足首が長く、ソール硬めのシューズが好ましい。
- 幸い被弾は少なかったが、そろそろ虫刺され&暑さ対策はすべきだ。
- カロリー源の定番たるチョコレート系は、ブラックチョコなら6月まで耐えられるが、7月の奈良の暑さには完敗した。これからの時期は、チョコ&チョコパン系は当面禁止だ。
- やはり天理市は独自性あふれる街だった。ほとんど天理市の施設周辺でしか人とすれ違わなかったが、奈良市の里山、市街と近づくにつれ、多くの人とすれ違うことになった。
- 地味なコースには違いない。端的に言えば、ルート中に見どころ(華)がない。
- 地味で、整備されていなくて、時々コースアウトする不親切さ。とはいえあまり人とは会わないし、プチ秘境探検気分ならばなかなか楽しいはずだ。
- 終着点たる奈良公園周辺の観光地には、圧倒的なネームバリューがあろうが、道中に点在する寺社や古墳は、気合を入れ向かいたいと思える場所でもない。
- 「天理から奈良まで歩き切る、からの、奈良公園界隈で何時間も文化体験」を軽やかにこなせる「文化系剛の者」はそんなに多くはないと思うので、奈良公園とは別途行くのがよかろう。
でもきっとまた歩きに来るぜ、北・山の辺の道。じゃあまたな。