駄目社員はむの日記

USO800 certified.

QDX - Digital Transceiverで遊ぶ。(5) パワーちゃんと出てますか?編(続)

T型アンテナカップラーの効果を確かめる。


先日作った7MHz帯用T型アンテナカップラーを、QDXとセットでテストしてみる。
校正されていないパワー計なので、値は目安と思ってくださいな。

QDX→パワー計→ダミーロードでTUNE

50Ωのダミーロードに向かって、送信。f = 7076kHz, V+ = 12.0Vで、Po 4.0Wぐらいですね。

QDX→パワー計→某アンテナでTUNE

某アンテナにつなぎ替え、送信してみると、2.5W。やはりパワーダウン。

QDX→パワー計→カップラー→某アンテナでTUNE


そこでアンテナカップラーをかまし、調整すると、>4.5W出た。

アンテナ-終段のマッチングがよくなったのかどうか、出力をむしろ引っ張り出せてるようです。*1

結論:とりあえず狙い通り。

  • 少なくともうちの環境では、QDXはT型アンテナカップラーを介してアンテナにつなぐのが吉らしい。
  • もしつなぎこむ負荷(=アンテナ)が毎度全く同じで、特定周波数にしか出ないのならば、エアバリコンなど要らない。セラミックトリマー(耐圧あるやつ)とかでコンパクトに作っちゃえばいい。*2

*1:QDX単独で、7MHz帯の出力だけが低くなるのは、終段のインピーダンスマッチング起因かな。なら、QDX内のLPFにちょちょいと細工すれば、出力上がるよね?

*2:いや、耐圧高めのセラミックトリマーって最近あまり見かけないですよね、すみませんすみません。