今日の目的。
芋峠(芋ヶ峠とも)は、幾度も吉野へ(飛鳥朝廷から離宮の吉野まで)通ったことでも知られる持統天皇が、その行幸に使用したとされるルート。これをメインディッシュに、吉野から明日香村方向へ、つづら折りの坂を歩いてみようというのだアムロ
如意輪寺へ。
まずは如意輪寺へ。チープな標識に後醍醐天皇とかしれっと登場しやがりますよ!
って、後醍醐天皇といえば14cの南朝=「吉野朝廷」じゃないか。
己が日本史知識のあまりのなさにただただ呆れる。大覚寺統 vs. 持明院統とかってたぶん30年ぶりぐらいに大脳の奥底から引っ張り出した。
石畳→山道→階段と参道が足の疲労を誘い、一休さんのお寺の様な山門をくぐり、本堂ご対面。
宮滝を目指す。
如意輪寺から、「宮滝」というこの辺では有名な滝を目指そう。
本堂右奥、更に山を登る。んー登りっぱなしだな。
いや、そもそも吉野は山中。はっ・・・ウォーキングというより山歩きになるのでは!(今頃気づきますか)
そこそこによく整備されたコースを歩く。
稚児松地蔵などのマイルストーンをクリア。杉木立をゆったり歩く贅沢なウォーキングコースかもしれず。
象の小川と高滝。
その後、山中に入る。いきなり本気トレッキング。
一部鎖場があったり、濡れたコケでこけそうになったり、結構ガチトレッキングに近づく。途中からウォーキングコースの範疇でなくなっていた。
象の小川(きさのおがわ)と呼ばれる川のそばを歩くことになる。そして高滝のすぐそばを通過。
なかなかの滝の風景だ。横に噴射しているかのように見える猛烈な水流。滝つぼそばまで行けるそうだ・・・僕はその気分ではない。
山中で渓谷を見下ろしながら歩けるという点においては魅力度は高い。
山中を抜けると集落に出てしばし車道を歩く。