駄目社員はむの日記

USO800 certified.

コンプレッサーの基礎を再学習しておく。

サンレコ誌など、自宅にある書籍・雑誌の記述内容をまとめると、ザックリこんなかんじ。

  • スレッショルドは、コンプがかかり始める境目。設定値以上の信号がコンプレッサーで抑えられるので、入力レベルに応じて掛ける”深さ”を調整できる。
  • レシオは大きな値に設定するほど、抑えられた出力信号がスレッショルド値に近づいて行く*1、つまりはリミッター的な動作へ向かう。楽器によるけど、4:1ぐらいを初期値にするといいらしい。
  • リダクション・メーターの振れ始めを初期値にして、入出力レベルを調整するのが定石。

めもめも。

SSBの音声信号で考えると

  • スレッショルドを低め・レシオを高く設定→かなりパンパンな音。平均出力高めになりつつも、ALCの上限がキッチリ管理される。
  • スレッショルドをリダクションメーター振れ始めギリギリ・レシオ低めに設定→自然な音だけど、平均出力は低め。時々ALCメーターがレッドゾーンへ振れちゃう。

となるかな。

*1:デシベル比なので、2:1→20:1となると、2dBを1dBに圧縮→20dBを1dBに圧縮。大きい値に設定すると、音に寸詰まり感が出てくる。