リグ側で試した機能。
リグでありったけの機能をON/OFFして、160m SSBの了解度を上げる方法について効果を検証してみた。
あくまでうちの環境と手持ちリグでの効果なので、話半分でどうぞ。
- 受信のIF帯域狭める→☆当然正解。
- AGCをFASTにする→☆マスト。ノイズの強度にAGCが引っ張られなくなり、効きやすくなる。
- AGCをOFFにする→×ダメ。音声信号としてまともに復調できていない(笑)
- ノッチ/BEFを入れる→〇時に効果あり。ノイズ共々、音声帯域を部分的に削るのは、了解度上げに有効。
- ノイズブランカー入れる→×NB1/NB2とも、ほぼ効果なし。
- ノイズリダクション入れる→〇ケンウッドのNR1は、ノイズの種類次第であり、またケロケロ付帯音が付加されるものの、「ある程度以上の強度の信号」に対して、了解度を上げる効果があった。「極端に弱い信号」に対しては、了解度を上げまではしないが、信号の有無は確認できるようになる場面もあった。先方の送信終了が確認できたので、ギリギリで交信成立させる場合に役立つかも。
- プリセレクターを入れる→◎正解。リグ内蔵プリセレクターの恩恵実感。OFF時よりS2つ分ノイズを削れた。S/N取りにくいSSBの受信でノイズがそれだけ削れると、弱めの信号の了解度において雲泥の差だ。
- ATTを6dB/12dBぐらいいれる→〇時に正解。AGC FASTとの組み合わせで、ノイズと信号まとめて全体に強度を落とすのが良い。