サライェヴォは小さな町らしい。旧市街はあっという間に歩けてしまう。さすがに首都のど真ん中は復興が進んだのか、90年代に映像で見たような「窓ガラスが全部吹き飛んだ廃墟」みたいな建物はみられず、大半の建物の弾痕も大体修復されていた。
Latin Bridge。この橋こそが、この小さな町を「血なまぐさい近代史の第一幕」にしてしまった現場なのだ。川はすごい濁りっぷりだった。
観光客向けのバザールっぽい商店街。
数百m四方でモスクもシナゴーグも正教もカソリックもごちゃまぜ・・・
この街の特異性ときわどさを感じる。
この国は、オスマントルコの支配下にあった地域だ。半分ぐらいがムスリム。なのでモスクのミナレットが街中に林立している。
一方、正教。
セルビア正教の旧聖堂。教会建築がとってもバシリカ式っぽいですなぁ。
同じくセルビア正教の、新聖堂。こっちは典型的な正教のバロックしてます。
バロック建築による広い空間を満たす、正教らしいキンキラキンで壮麗な内装。美しいイコンを沢山見た。
更にはローマンカソリック。
建築様式は(ネオ)ゴシックとロマネスクのチャンポンって感じかな。教会内には入れませんでした。
この車は・・・
ユーゴスラビアの国民車・YUGOだ!めちゃくちゃ久しぶりに見た。