中心部にズドーンと建っているSpeyerの大聖堂Speyerer Dom(Dom zu Speyer)。
ドイツ・ロマネスクの最高傑作にして、現存する世界最大級のロマネスク建築らしいのだ。山川の「世界史図表」には、今でもロマネスクの例として紹介されているはずだ。
巨大な教会建築であっても、流線型に高く伸びるゴシック建築に対して、四角くマッチョに積み上がったロマネスクには違った迫力がある。
建物が巨大過ぎて写真にはファサードしか写せないが、奥に尖塔があと2つ。
当然のことながら、外装・内装、尖塔ともにこれ以上ないほどロマネスク式。巨大なのに筒型ヴォールトの作り出す窓の少ない窮屈な空間は、中に入って始めて理解できる重厚感・圧迫感だ。
他にも市内には
ゴシックやバロックの塔が何本か見えました。