またバカげたことを始めてみようと思う。
同等のSDメモリに同じ条件で同じソースを入れて、SDカードによって音が変わるかをテストしてみたいと思っていたのだが、アキバで8GBのSDHC/microSDHCを保護してきたので試してみた。
#容量8GBなのは、「たとえ全部同じ音で絶望しても何かには使えるから」(笑)
テスト条件を以下に示す。
出場選手を紹介。
- Kingston SDHC Class 10, SD10V/8GB
- 東芝 microSDHC Class 4, SD-C08GR6W4
- Transcend microSDHC Class 4, TS8GUSDC4
初期検討ながら、驚きの結果。
僕は当初、煽った挙句「デジタルデータを読み出してるだけなんだから、原理的に音の違いなんてある訳ないんすよ、バカでしたごめんなさい、ハハハ・・・」で終わらせるつもりだった。
が、悔しいことに、違いはあった。オーディオはこれだから恐ろしい。
言うまでもないことだが、再生環境と僕の耳によって生じたプラシーボの可能性が高いので、結果はジョーク程度に聴いてほしい。
- 東芝 Class 10/SDHC (SD-T08GR6WA2)・・・バランスは若干高域より。伸びの良い高域が小気味よく、中域豊か、低域もよく沈む。ダイナミックレンジが一番広く、メリハリあり活き活きした音。残響適度。
- Kingston Class 10/SDHC (SD10V/8GB)・・・低域寄りで、残響よく聞こえる。色気過剰気味なのが魅力で、弦の艶がいいが、ソースによっては低域がちょっとくどい。
- Transcend Class 4/SDHC (TS8GUSDC4)・・・インパクトはないが、ダイナミックレンジがまずまず広く、バランスの良い音を出す。
- 東芝 Class 4/microSDHC (SD-C08GR6W4)・・・悪くないが、ドンシャリ気味。低域が少しもっさり。
- Sandisk Class 4/microSDHC (バルク品)・・・低域が太めだが、音が雑。弦が詰まったような音になる。
なんか違いが出てきてしまった。
なにしろ、僕の中では目下東芝のClass 10 SDHC、ついでKingstonのClass 10 SDHCがワクワクなのだ。そう、これは耳の錯覚に違いない(汗
なんだか比較検討・追試が更に必要な気がしてきた。
いや、馬鹿げてる・・・よね?
でもエージングで最後は同じになるんだよ、きっと(笑)