アレゲ世代。

僕ら前後ぐらいの年代は、メインストリームを大上段に構えてやったり、煽られたものを欲しがるようなアプローチを心のどこかで嫌がるというか、気恥ずかしくなって避けてしまう世代かもしれない。
一流〜超一流をそのままいくの気恥ずかしいし、三流では情けない。だから、一流半〜二流ぐらいで多少傾(かぶ)いてて面白いところを狙おうとしてしまう。

上にはバブル経験者の団塊ジュニアが居て

僕らはそれを形式上まねているところはあるけれど、同じようにはやりたくない。
華美・ベタ・ブランドへの興味は人によってずいぶん違うが、そのあたりの狂信者は少ないように思う。組織に居ても、出世や金に欲を漲らせるのはやっぱり照れくさい。


かといって別にそんなにアナーキーでも、反社会的でも、退廃的でもない。むしろ、覚めてる割に努力結構好きだ。
流されない自己はそこそこ持っているため、”それなりでいい”ものはそれで済ますけれど、全てに”それなり”でいいとは思っておらず、メインストリームの代わりに他のアプローチを提供してみる気概はある。

スラッシュドットは「アレゲ」なニュースサイトだ。

スラドに漂うアレゲ感は、まさにそんな感覚を写し出しているような気がする。
僕らは「アレゲ」を背負って立つ？世代なのかもしれない。


諸君、私はアレゲが好きだ。