科学技術予算が無知蒙昧な国会議員ふぜいに
無暗に減らされることには、見ていて呆れるばかり。
こいつらの政権がさっさと崩れてくれんものかと思う。
だけど、これまでずっと聖域として増え続けてきたこと自体が異常だった訳で、カネで解決することが出来なくなる程度には、冬の時代も経験しても仕方ないとは思う。少なくとも予算規模を大学院重点化前ぐらいには戻してもいいんじゃないかな。
#そうすると、ワープアはたくさん発生するだろうけどね。*1
アカデミックには「研究費が投資である」という意識が低い人が多くて困る。
特に大型投資を受ける老人たちに欠落してたりすると、数億が只の趣味のままに進み、分厚い報告書を発行して終わったりする。
小額のシーズ研究は、減らすと出てくる成果も出なくなりそうな一方、大型の科研費(重点研究とかね)はテーマ数ありきじゃなくて厳選した方が、投資される研究のクオリティは上がる気はするんだ。
高額の科研費は、「結構行けそう」という目論見がある研究に”投資”されるわけだけど、むやみやたらと人をたくさんかき集めて、多くの最新装置をばんばん買い込んで・・・という研究開発が成功した例が少ないのは、アカデミア・インダストリー共に歴史が教えてくれるところ。