音質のことなんてまるで心配せずに、落ち着いて聞ける。
「ARIA」サントラほどの超絶音質ではないが文句なく好録音。バランスよく広域に伸び、定位も絶妙。CDフォーマットいっぱいに音が収められている。
村松健氏のCDを持っている人には常識だが、ご本人がレコーディング/ミキシングエンジニアも兼ねている。マスタリングエンジニアは、山下由美子氏*1。
20年ほど前「夏のぽけっとに」というアルバムを聴いて以来の村松健氏ファンな僕としては、良いパフォーマンスが素晴らしい音質で収まったこの音盤、最高です。
当たり。しばらくヘビロテになりそう。
追記:OP/EDのショートヴァージョンもなかなか聴かせます。
- Tr.2”風さがし / 清浦夏実”はイントロのアコギの響きからヴォーカルが入るまでの展開が最高。編曲者の勝利。
- Tr.24”スケッチブックを持ったまま / 牧野由依”は、ヴォーカルの定位が狭く、ストリングスと打ち込みに囲まれたヴォーカルがぽわっと浮いてくるミキシングが好み。
*1:コロムビアミュージックエンタテインメントの方だと思われる。