駄目社員はむの日記

USO800 certified.

格安で手に入る、高周波電力増幅に転用できそうな素子の味見。

高周波ネタ。
午後から少し、21MHz CW送信機の実験をしていた。

2SC1906(VXO発振)→2SK241(バッファ*1 )→終段

で500mW位を目指してみたのだが、2SC2053とかのベタな石を使っても勿体無い面白くないので、世間で売られていて、時々格安で放出される石を使ってみた。
なお、バッファ段までで15mWぐらいの出力があるところに、終段はC級アンプとしてつないでいる。電圧は12V、エミッタ抵抗は5Ω。

  • 2SC2024(AF RF)・・・120mW程度。駄目でもないが普通のゲイン。100mW級の送信機にはいい感じ。Icがそんなにながせないからなぁ・・・
  • 2SC1847(AF PA)・・・300mWぐらい。まずまずいける。お隣の型番で近いスペックの2SC1846をQRP CW送信機の終段に使われている方がいるだけあって、ハイバンドでも悪くない。HFならそこそこに遊べる石だとおもわれ。
  • 2SC2690(PA SW)・・・わ。450mWぐらい。これはナイス。うまく調整すれば500mW位出せるはず。ローバンドならもっと出そうだな。

隠れたいい石見つけたかも。とりあえず、300-500mWってちょうどスリリングなQRPができる出力なんじゃないかな。
特に2SC2690はアキバ某所で80円で現在も売られており、2SC1847はアキバ某所にて20円ぐらいで売られてたはずなので、うまく使ってやりましょう。

*1:多分キーイングになる