こいつの最大の特徴が、”96kHz/16bitサンプリング(HSモード)録音が出来る”可搬型DATである。90年代中盤に業界の度肝を抜いた、96kHzサンプリングの実力を楽しんでみたい。
と言うことで今夜は、アナログ入力でアレコレしてみようと思う。
ソースとして、「アムリタ / 牧野由依」を用意。これを色々録音して聴き比べてみよう。
- LINN IKEMI→D-C88(同軸デジタル, 44.1kHz)・・・まあ、基準。低域から高域までよく出る。
- LINN IKEMI→D-C88(アナログ, 48kHz)・・・デジタル経由に比べるとなんだか暗い。IKEMIの音か?
- LINN IKEMI→D-C88(アナログ, 96kHz)・・・あ、これがIKEMIの音だよ。聴感上のS/Nやトランジェント感が圧倒的に良い。芯が少し抜けた感じはしないでもないけど。