駄目社員はむの日記

USO800 certified.

・・・シンセ音楽のあらゆる要素が詰め込まれている。

シンセだけでこれほど壮大で深遠な音楽が作れるのか、と言う感じ。個人的な久石氏のベスト盤かも。Tr.1〜11までずっとシンセで来て、最後のTr.12”THE INNERS Ending Theme-Orchestra Version”は、ピアノ+オーケストラで温かみのありこれまた壮大な音楽を聴かせてくれ、終幕。
#よく聴くと、ストリングスにはキーボードの音色で音に厚みを加えてあるのだが。
スピーカーシステムでだけでなく、ヘッドフォンでも是非聴いて欲しい。


正直、今聴いても不快にならない程、当時の録音としてはかなりワイドレンジでダンピングが激しく録音されている。シンセだから定位感も当然良い。特に高域の伸びが強烈で、Disc1-Tr.8”THE ORIGIN OF SPECIES”はツイーターに激しく切り込んでくる。多分、ゼネラルオーディオでは再生が困難。
1990年頃、僕はチャチなラジカセでそのトラックを再生してたのだが、音の歪みが酷くてラジカセが壊れてるのかと思ったものだ(^^;
僕がオーディオシステムを弄る前後や人の家に聴きに行く場合には、よくこのディスクを掛けてチェックしているのだが、定位感や高域の伸び、中域の再生能力がよくわかる。