朝。
7時半起床。よく晴れている。
身体がだるい。
万博記念公園宙域に到着。
ただでさえ人が多い週末の万博記念公園なのに、カレーフェスタとかなんとかイベントが開催され余計混んでるのだ。
今日に関しては、ぶっちゃけカレーなどどうでもいい。ツツジ咲く万博記念公園内を歩く。
今日のお目当ては、みんぱく創設50周年記念特別展「日本の仮面――芸能と祭りの世界」 – 国立民族学博物館
880円を払い、特別展示「日本の仮面」をさっそく楽しむ。
実は、東博で約10年前「日本の仮面」というタイトルの特別展あって*1、僕も観てるんだけど、どう考えてもみんぱくとは視点が全然違うことだろう。ワクワク。
- 入場してすぐに、遺跡から発掘された古代の仮面に始まり、伎楽、田楽、神楽などの代表的な仮面に出迎えられる。これはイントロダクションだな?
- 順路を行くと第2ゾーン。硫黄島やら出雲やら、各地の神事や神楽に用いられる面をずらっと並べ、そのガラスケースの上には大型ディスプレイでそのイベントの映像や関連する過去の絵画などが流れて、何倍も楽しい。このワクワクハンパない。硫黄島のメンドン、好きになった。
- 2Fに上がると、能面、神楽面、田楽面や獅子頭などが、鬼や神、人などジャンルごとに展示。並べて比較する機会があまりない面が並ぶとメチャクチャ楽しい。これはまたとない。
- さらに面の裏側や、面をつけた時の視野体験など。視野の狭さや鏡に映る仮面を装着した自分の姿など、なりきりの楽しみまで味わえる。
- そしてオーラスで、月光仮面・仮面ライダーやタイガーマスク、プロレスと、「現代」の俗っぽい仮面文化へと行きつく。仮面ヒーロー文化というべきか。
みんぱくゼミナール日本の仮面 – 国立民族学博物館を聴講。
13時入場。そして13時半講演開始。
今日はこの特別展に絡めたみんぱくゼミナール「日本の仮面」開催日だ。
この特別展の実行委員長である笹原亮二先生御自ら、展示の見どころ、意図を徹底解説。なんというおいしい講演会。
日本の仮面の持つ多様性をを受け容れて楽しもうという熱い想いが、ギャラリーに伝わった。これはもう一度観なければ。
16時過ぎ、復習。
先生のご紹介や推し面?を頭に入れた上で、特別展をもう一度ぐるっと回って理解を深めた。
案の定、講演会から再入場した観客たちでごった返していた。
夕方。
関大前界隈を歩くことになるので、ついでに買い物。古本も少々。
これで明日は存分に引きこもれそうだぞ。
19時帰宅。
ひとねむり。
微妙な天気の下、20km歩けたし、文化できた。
*1:東京国立博物館 - 展示・催し物 展示 本館(日本ギャラリー) 日本の仮面 能面 創作と写し 作品リスト
*2:や、このイベントに来た人はみんな、まんまとメンドンに心惹かれちまったに違いない。僕のその一人だ。俗っぽい表現をあえて使うと、メンドンは存在も挙動もともかく「ヤバい」のである。