朝。
7時起床。秋晴れだ。
- 秋晴れなら仕方がないな!
- 「利得」って単語、電気電子分野以外で使われるとあまりいい意味じゃない印象。不当利得法やあっせん利得処罰法がわるいんや。
9時過ぎ、梅田下車。
梅田行きの切符買って〜である。
御堂筋から曽根崎通りへと折れ、天神橋筋をまたぐ。
このあたり、心中天網島・曽根崎心中でおなじみな地名がいっぱいだ。この戯曲が書かれたころにはすでに梅田は干拓された後だったんだろうか。
この週末は、そのとなりの大阪天満宮で古書まつりなのである。
- ギャラリーの年齢層は高め。
- 文系書籍中心の雑多なジャンルの品揃えである。理工書はないわけではないが、少ない。生物や環境よりのは少しある。
- そして大阪だけあってバカ安セールもあったりする。
- 昨晩の雨で少し古書は湿っている。そこは古書店主・ビブリオマニアとも承知の上、ご愛嬌だ。
状態はさておき、結構魅力的な本が1冊100円やら、5冊800円やらと出ているものだから、2000円ほど散財。せっかく電子化で片付いた部屋がまた狭まってしまった。
虫干しもかねて、家の中に入れる前に一昼夜ベランダ置きしておきたい。
梅田へ戻ろう。
露天神社(お初天神)を通りかかる。
曽根崎心中の「お初・徳兵衛」カップリングにあやかっ・・・じゃなかった、絡んだ神社である。
町中の寺社あるあるだが、とてもトゥーリスティックでゼニのにおいがする。
どうでもいいが、お初徳兵衛・お夏清十郎など、駆け落ち・心中ジャンルは関西の古典芸能にやけに多い。元禄時代の関西人、不貞モノ大好物だったのだろうか。*1
梅田駅の前に、第4ビルに吸い込まれる。
そして、以前より来たいと思っていた地下2階「グリル欧風軒」にはいる。
欧風軒、さすが「洋食百名店2022」に選出されただけのことはある。人気店である。
ご参考:食べログ 洋食 百名店 2022 [食べログ]*3
1140にはあっというまに折り返しの待機列が形成される。
定番のAランチから始めようとと思ったが、シーズンもののカキに釣られて「カキバーグセット」に化けた。
その翻意は、大正解だった。
カキバーグを食う。味は、いうまでもなく、うまい。
牛肉過剰で焼き加減絶妙なハンバーグ、小ぶりで味ががっちり詰まったカキ、あまりの美味さに合計2回視界がホワイトアウトしてしまった。正統な「にっぽんの洋食」が、それぞれ高いクオリティで供されたプレートを楽しめた。
やべー心回復したー。値段は相応だが、たまにはよかろう?道理で行列ができるわけだよ。原価率的に経済性良好なのか、なぜだか余計な心配になるレベル。
ご飯少なめかなと思ったが、おかずのカロリーのお陰かどうか、腹パンパンになった。
午後。
13時過ぎいったん帰宅。
この本を持って、更に歩けない。テント背負って古道歩いてたかつての根性は、在庫切れになってから久しい。
一時黒い雲が空を覆い、天気が少し崩れるかと思ったが無事だった。
15時。
おでかけ第2弾。
ソニーのサービスステーションへ。
午前中電話連絡が入り、修理完了とのこと。
修理に出していたコンデジ回収してくる。
- 基本料金で光学系交換をお願いしておいたところ、撮像素子も劣化していたとかで、当初の一括支払のまま、追加料金なしでの交換だった。ありがてぇ。
- このタイミングで、光学系まるっと純正に新品となったのは大きい。
- 昨今後継機を調達するにはかなりお高いし、同型の中古は性能保証はないので考えあぐねていた。
- ディスコンから数年経過し、イメージセンサ・光学系等、いつパーツがなくなり修理不可となるとも限らない。
ついでにポンバシ。
- 必要性を感じてたハードが見つかるとうれしい。
- かなりの高確率で300円に化ける紙切れに3000円払うより、3000円分電子部品買った方が、夢を買えている気がするよ。