暗峠、下から見るか？横から見るか？(2)

従前。峠を越えたら、下山(もちろん308号)。

住宅地を見下ろしつつ、生駒の山すそを緩やかに下る。逆走ルートのほうがだいぶ楽だったのかもしれず。

南生駒駅のそばで近鉄をまたぐ。

住宅地っすな。相変わらず街道の狭さ。
竜田川(きちゃない)をまたぎ、近鉄もまたぐ。

多少蛇行する308号線。標識が足りない。

おお、2kmレベルでコースアウトしてしまった。
古歌に「ひとつ曲がり角ひとつ間違えて迷い道くねくね」とあるとおりである。こういう時は、無理に変なリカバリを狙ってはいけない。GPS大先生のご指導ご鞭撻の下、コースに忠実に復帰するのが正道である。

国道にもほどがある。

そしてしばらくすると、また街道跡らしく幅員の狭い道へ。林道っぽい(※国道です)。
やがて生駒市から、奈良市に入ったようだ。そしてカフーンショ。

垂仁天皇陵(すいにん-)を拝む。

これは古墳だな？小さくないぞ。垂仁天皇陵に治定されているという。

みささぎの拝所まで、前方後円墳を半周。遠い。池に小島もある不思議な古墳である。
垂仁天皇は第11代。ヤマトタケルの爺ちゃん。父ちゃん(第10代の)崇神天皇は、山の辺の道沿いに陵がある。~~なあ、このしとだけ奈良市側にあるってなんか不自然じゃない？(よけいなこというな)~~
「頭の10代」は明らかな伝説とはいえ、以降は微妙に史実が混じってそうという話もある。~~まあ11代も余裕で創作物やろ。~~