駄目社員はむの日記

USO800 certified.

積みキットくずし:NorCal Power/SWR Meterを作る。(2)

基板組立開始。

といってもパーツ数はたかが知れている。


ちょいちょいとスルーホールにパーツを挿しハンダ付けしていけば、ほどなく基板は組み立て完了。
というかこの基板、ここまで組むのはかんたん。メガネコアにT1 電流トランス(それぞれ10T:1T)を巻き、Stockton Bridgeを実装するのがメインディッシュである。
そういえばこの回路、電力計にありがちな電力表示値を調整するVRがないんだよな。精度どんなもんなんでしょね。

その前に仮組動作テスト。

厄介なことにこのパワー計は9V駆動。006Pを筐体に内蔵して使う設計だ。
うう、006P嫌いだ。ハンパに高い単価の一次電池なのに、少し使わぬ間に干上がっている(006Pあるある)のが深い悲しみを与える。
とりあえず通電テストは定電圧電源から9Vを供給し行う。キャラクタ液晶に値が表示されることを確認し、液晶コントラスト調整。
#完成後、外部電源仕様にぷち改造する所存。

ケースまわりも実装始める。



マニュアルに記載のリード線の長さ指定がやたら長いのが気になるが、とりあえず配線。にっくき006Pは実装しない。

それっぽくなってきました。フルキット(=ケースまでついたキット)には昔から賛否あろうけど、完成した時の見た目が担保されているのは、その後使うか否かに直結する。やはり大事なことだ。

いよいよ電力測定テスト。

ダミーロード負荷にしてFT-817で送信してみたら、SWRも電力もメタメタな表示になる。おかしい。
無線機の代わりにnanoVNAをつないだら、SWR特性も大暴れ。なんだこれ・・・
カレントトランスの足をしっかりはんだ付けしたら、正常動作したっぽい。