駄目社員はむの日記

USO800 certified.

今日という日。

零時過ぎ。

雨足強まりまくる。
明朝の状況をもとに、臨機応変で行こう。

朝。

6時過ぎ起床。
豪雨は一晩じゅう降ってた。JR特急はやはり止まっている。
家の近所は排水溝が溢れ、雨水が路上にオーバーフローしている。

豪雨の道南脱出作戦。

JR北海道は、函館-札幌間の特急北斗の運転を早々取りやめている。長万部-苫小牧間のJR移動は既に危うい。
#うちの近所は今の所運行しているようだけど。


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低気圧がガッツシ居座ってるのは、この近所である道南、特に南西側。道南の当地から新千歳に向かうとは、低気圧から逃げることを意味する。

フライトは13時過ぎ。

そこで、リスクヘッジはしておきつつ、基本線としては(特急がないので)普通列車での新千歳空港入りを狙う。
どの想定シナリオもリスクを伴うけれど、一点張りで即死するのは回避する。
それでもなおフライトに間に合わなかった、ないしは空港着いてもフライトが飛ばなかったら・・・まあ職場に「ベストは尽くしたぜサーセン」って連絡しビバーク地点に戻るとしよう。

9時半、ビバーク地点出発。

路線バスで駅へ。このバスがおくれることは滅多にあるまい。
と思いきやバスは雨の中ノロノロ運転で数分遅れ。いきなりリスク増大。

駅の階段駆け上がり業務。

JRが運行していることを窓口で確認し、1004発の普通列車に乗り込めた。よっしゃ!

  • 華麗なフィールディングを見せるもあまりにギリギリすぎて、電車にダイブするかのようだった。トレインダイビング選手の気持ちがわかった。僕は死にましぇーん!
  • なお自販機で切符を買う時間さえなかったので、瞬時に改札を通れる18きっぷを行使した(※SUICA外です)。運賃的にちょい赤になるけど、別に良いよ(想定内)。

JR乗れたら、どんどこしょ。

  • JRに無事乗れたので、バックアッププラン(=高速バス)をキャンセル。当然キャンセル料がかかり、前払のチケット代はいくらも戻ってこなかったけれど、ココロは爽やかだ。
    • とはいえ、路線バスがもう5分遅延したらバックアッププラン直行だったので、適切なリスクヘッジだったと思える。
  • そもそも当地において高速バスは、予約制である。当日JRがダメだったからといって、バスターミナルに転進し高速バスに飛び乗れないのだ。
    • 今日の荒天からして、バス予約者が殺到するのは必定。「JRを逃した瞬間、バスも埋まっててゲームオーバー」という状況は回避する必要があった。*1
  • あとは無事乗り継いで新千歳まで辿り着きたいところ。

冬月「勝ったな」と思ったら、勘違いだったでござる。

苫小牧駅に着いたところで、「乗り継ぎの普通列車札幌発ほしみ行きが運行しないので改札口出てね(はぁと」とのアナウンス。
なんだと?空港アクセス手段を有料でもいいから確保しないのかよ!くそうJR北海道め!!!

バックアップ手段なしに、苫小牧駅に投げ出される。

高速バスにしときゃよかったか。裏目った。
#高速道路もあちこち寸断されてたから、バスだって無事たどり着けたかわからんけどね。


ここから新千歳への手段は、1215発の高速バスか、駅からタクシーだ。
高速バスは時間が遅い上に、当てにならない。仕方がないのでタクシーを選択。乗合で新千歳入り。
コストはかかったが、帰ることはできそうだよ(弱り気味)

昼。

使用する機材遅延で、出発も遅れそうだ。

午後。

1345出発。

15時半過ぎ、ようやくイッターミ着。

結果でしかない。どのルート選択が正解だったかなど、非常時にはわからない。
5000円ほど余計に要したものの、無事豪雨の道南から逃げ遂せたのだ。それが何よりの成果。よしとしようではないか?
#ドッと疲れたけどね。

16時半過ぎ自宅着。

うへ暑い。
蝦夷地とこことは、大気の構成成分異なるんじゃね。

*1:もっともこの高速バスは到着時刻がかなりギリで、「バスで新千歳着けたけど、フライトが出ちゃってた」というテヘペロシナリオもあったのだけどね。