14MHzの受信用BPF(パスバンド可変タイプ)を作ろう。
コンディションがよいハイバンドで盛り上がるのを横目に、最近落ち付いた14MHzでよく遊んでいる。
しかし僕が使用している無線機は、受信機の初段(フロントエンド)にそんなに急峻なフィルタ―が使われておらず、過激なレベルで強電界なシャックにあっては、受信性能に影響していると思っていたのである。
せっかくなのでパスバンド(通過帯域)が狭く、バンド内でも帯域外だと落ちる位のきつめのフィルタ―を作ってみたい。
バンドパスフィルタにおいて、狭帯域と減衰特性はトレードオフだ。
急峻な単峰特性がうまく実現された回路となると、Todd, VE7BPO御推奨の、例の奴になる。
cited from QRP Homebuilder (VE7BPO)
2ポールのバターワース・バンドパス・フィルタである。
左右2つのフィルタを結合するキャパシタの値を小さくすればするほど、シャープなピークが得られるけれど、パスバンドでの減衰が大きくなるので、バランスが悩ましい。