更に南下。
国道166号に戻り、宇陀川に沿って歩く。
道の駅を過ぎて、関戸峠(せきど-)アップダウン。徒歩でも大してヘビーな峠越えではない。
第4チェックポイント「大蔵寺」(おおくらじ)・・・たどり着けず。
国道370号から山に分け入る。
ガイドブックにおける「宇陀古道」の終着点が、この大蔵寺なのだが、どうやら山の中腹にあるらしい。
「山道そのものな参道」を登っていくことになる。
む?
いや、参道を間違えたのかどうか、本堂の裏側に出てしまった模様。
しかし、正面に行くためのルートと思しき道には、杉が2本倒れている。ここはムリするところではない。信仰心がないので気合は入らないのだ。
境内を見ることはできたので、良しとしよう。とはいえひだまりの中、本堂のたたずまいが素敵すぎる。
国道370号に戻って12時半。
この道をさらに南下すれば、吉野に至るという。といっても中間には程遠く、だいぶ宇陀寄りだ。
吉野でもおそらくは宮滝付近に着くことになり、そこから吉野駅まで歩こうものなら、体力と時間を考慮し日没コールドのリスクが高い。引き返すしかあるまい。
大蔵寺参拝を達成できず、もやもやとした気持ちのまま、宇陀松山方向(北方向)に引き返す。
(つづく)