- 企業の研究シーンにおいては、オープンイノベーション・産学(官)連携・ベンチャー買収・外部研究リソース活用ってあたりのフレーズは、とても快い響きだろう。「我が社は〜を最大限活用し新事業を創出します」みたいなことを謳うのもしばしば目にする。
- 企業(経営サイド)にとっては、熟れそうな果実を木ごと買って刈り取るのが投資効率が高そうに思える上、人件費が変動費化してくれるから楽なんだと思う。人をパーマネントに抱え込まなくていい―これは正義だろう。
- でも推進しまくると、自社技術の喪失を止められないのと同時に、生え抜きの研究者が要らなくなって駆逐されていくよね。
- さ、企業においてR&Dをとことんアウトソースした果てに、現場に残る技術リソースって何だろう。
・・・などということを、考えた。
時間かけて作ってそうな魚の煮付けをスルーして、あっという間に出来上がるが美味そうな中華炒めを注文しながら。
