駄目社員はむの日記

USO800 certified.

結論:中欧なんだな、やっぱり。東欧ではない。

中欧であって東欧ではない、そんなアタリマエのことを体験し直す旅だった。東欧臭い貧困や陰は感じなかった。言葉以外は、ちょい寂しい東独な感じ。

  • 通貨について
    • 何となく甘くて美味しそうな通貨・チェコクロナ(CZK, Kr)。1EUR〜25Krぐらい。Krに4を掛ければ大体日本円になる、という感覚でいいだろう。
    • 物価はドイツよりはすこし安いが、街中にいたためかどうか、他の東欧諸国で実感するほどに安くはないと思った。レートは多少悪いけど、EURも結構通用する。レストランなどでカードが問題なく通用する(安全かどうかは不明)ので、入場料などの現金支払のために、一人につき100EUR分(2500Kr)ぐらいクロナに替えておけばだいたい十分かも。
  • 物資について
    • すこし走ればDresdenみたいな場所だけに、かなり西の感覚。ドイツの影響めちゃめちゃ受けてるし、ドイツの食料品から何から手に入る。市民の身だしなみは総じて良く、M&S(UK)系デパートが進出してたりする。
    • 市内あちこちにあるBILLA(オーストリア系スーパー)が便利だった。

  • 交通について
    • 東側ではありえない道路整備。道路も歩道も朽ちていない。市営交通では、フツーにドイツと同じ車両のメトロやバスが走る。30分券24Kc、90分券40Kc、24時間券110Kc。
    • ただしバス・メトロの運転荒い。路線バスがシートベルト無しで高速を110kmで爆走する(怖)


    • 国民車といえばシュコダ。実は結構いいらしい。

  • 言語について
    • 西スラブ語なチェコ語。僕はサッパリだけど、ドイツ語がかなり通じる!実はスラブ語研究が強い大学に居たおかげで、第三外国語として取ったんだぜ、あ・・・アホイ。
    • まちなかのsignチェコ語オンリーなのは結構しんどい。読めない(汗
  • プラハという街について
    • 常に人でいっぱいの魅力的な祝祭都市。ドイツのすぐお隣、そしてハプスブルクに愛された街、川と丘と教会の風景*1。歴史的にはいろいろややこしいが、今もユダヤ教居住地域が普通に存在してたり、興味深い。
    • 建築好き(特に教会建築・橋が好きな人)にはたまらん。路地歩き好きにも魅力的だろう。バシリカ・ロマネスク・ゴシック・バロック、なんでもあります。


    • 初日にFree Walking Tourでざっと説明を聴いてから、翌日それを元に行ってみるのがいいアプローチかも。*2
  • 国のスローガンは、「真実は勝つ」。蹂躙・侵略され続けた国の精神的支柱のようなフレーズ。ポジティブでかっこいい。プラハ城内にある大統領府に、そう書かれた旗がなびいていた。

  • 白くて美しいスラブ人女性(しゃしんはおみせできないよ)

また機会があったらまた来てみたいかも。

*1:川・丘・教会は、欧州の都市の3大要素ですな

*2:そういえば、free walking tourで日本人に会ったことないな。