無性に聴きたくなった、このアルバム。
久しぶりに聴いたが、なかなか涙腺に来る。
BGM:「みずうみ / 井上喜久子」(1999, PONY CANYON, PCCG-00484)
より、Tr.6”どうぞよろしくね。”。
実に岡崎律子なボッサ・ノヴァ風楽曲を、お姉ちゃんが軽やかに歌い上げる。ミュージシャンがフェビアン・レザ・パネとか中村善郎とか妙に贅沢。収録全11曲それぞれに名曲だと思うが、明るいラテンパーカッションが心地良いTr.2”答えはここに”と並んで抜きん出ている。
「岡崎律子&井上喜久子、なかよしプロデュース」名義唯一のアルバム。きっこさん+律子さんの魅力が最大限発揮された、極私的名盤。癒しとかそんなチープな言葉では語れない。んー、たまりませんなぁ。
Tr.10”春”は、”For フルーツバスケット”を想起させる静かな曲。少し切なくてさびしくて、あたたかな春。そしてTr.11”1mmの心配も…”で前向きな気分に。
音質は、声優のアルバムにはあるまじき、stereo誌9点越え。*1
*1:当時のstereo誌は、出るアルバムほぼ全部試聴して評価つけてたんだよな。ありえねぇ。