駄目社員はむの日記

USO800 certified.

さらに進行中。

テキストなどの類をなお電子化中。相変わらずScanSnap S1300で読み、iPad2+i文庫HDで開いている。

本という媒体が手許から失われるのは、たしかに残念だ。

それは心底そう思う。ただ、読まれる機会が増えることと言うのは、本の本懐のではないのかな。

  • 語学テキストみたいなものならまだしも、もう二度と発行されないであろう書籍・雑誌が紙媒体でなくなるのは少々悲しいし、「本」が「紙の束」に化けた時の虚しさってない。PDFを印刷しても、元の媒体のもつ味わいはもう取り戻せないのだ。
  • が、一方で「読みたいものの在処が確実に把握できる」「自宅で後生大事に読まれずにいるよりも読む機会は確実に増える」というメリットは感じている。
  • 本棚から本・紙切れの量が減った。リアルに減少を体感している。未来永劫読まれる可能性もなさそうなものは、これを機会に潔く捨てられた。
  • 加えて、自炊活動の中で、自分が『本という媒体としても所有しておきたいモノ』が何なのか、あるいはその優先順位も何となくわかってきた。
    1. 最初に躊躇なく裁断されたのは「持ち歩くと便利だが家/会社に置いてある、媒体は問わないリファレンス」と「読むかわからないけどこのまま放置しとくと確実に廃棄になる本」。
    2. 次に「既にオリジナルじゃない、本のコピー」*1も、取り込んでチョイ。
    3. 続いて「読むかもしれないけど、そのうち運びきれなくなって廃棄になりそうな本」「ほぼ持っとく意味はないけど、何かあったら参照するかもしれない紙切れ」←今ココ
    4. 何でもかんでも電子化しようとは思っていないけれど、さて次のvictimは何かな?*2

*1:電子系の製作記事・プログラミング関係とか

*2:今度帰省する際、実家で今にもカビちまいそうな書籍はみんな裁断・電子化しちまおう。そっちはこのままでは本当に廃棄への道しか待っていない。