テキストなどの類をなお電子化中。相変わらずScanSnap S1300で読み、iPad2+i文庫HDで開いている。
本という媒体が手許から失われるのは、たしかに残念だ。
それは心底そう思う。ただ、読まれる機会が増えることと言うのは、本の本懐のではないのかな。
- 語学テキストみたいなものならまだしも、もう二度と発行されないであろう書籍・雑誌が紙媒体でなくなるのは少々悲しいし、「本」が「紙の束」に化けた時の虚しさってない。PDFを印刷しても、元の媒体のもつ味わいはもう取り戻せないのだ。
- が、一方で「読みたいものの在処が確実に把握できる」「自宅で後生大事に読まれずにいるよりも読む機会は確実に増える」というメリットは感じている。
- 本棚から本・紙切れの量が減った。リアルに減少を体感している。未来永劫読まれる可能性もなさそうなものは、これを機会に潔く捨てられた。
- 加えて、自炊活動の中で、自分が『本という媒体としても所有しておきたいモノ』が何なのか、あるいはその優先順位も何となくわかってきた。