駄目社員はむの日記

USO800 certified.

ATH-EP700、その後。

なんだかんだでポータブルオーディオのお供になってしまったaudio-technicaのATH-EP700。うちでは

  1. 高域と低域が張り出て”オン”なサウンドを耳に叩きつけるMDR-Z900
  2. 柔らかで分解能がよく長時間リスニングに向くATH-SX1
  3. すべてのソースに納得の音を出すHD650

に加えて、ATH-EP700もかなり重宝している。

一ヶ月ほど使った感想

  • 良い点
    • オープンエアー型だからコモリもなく抜けのいい音を出してくれる。音の分離感・奥行き間は結構いい。高域寄りの音。
    • ロックやポップスには十分だが、どんなソースでもそこそこに再生できる。
    • 重量が軽く、掛け続けることがストレスにならない。持ち運びにも向いている。
  • 粗を探せば
    • ドンシャリでスカスカ気味になり表現力に物足りなさはある。クラシックやジャズを聴くには寂しい音かな。
    • 小口径ドライバーなので仕方ないが、がんばってるけど全体的に余裕のない音ではある。
    • バーンインが必要。音をかけ始めて15分ぐらい、ドンシャリがきつめ。音かけっぱなしにしていると安定してくるのか、中低域が出てくる。
    • オープンエアーなので、当然音漏れがする。

総評

ポータブルの宿命である「ハウジングが軽く、ケーブルが細く、小口径ドライバー」の割には、かなりがんばっているんじゃないだろうか。実売6000円と安いし、侮れない。
そんなわけで、使い潰す勢いで使うポータブル用としては申し分ない。僕は気に入って使っている。


オープンエアー万歳。
オーディオテクニカ、いいヘッドフォンをありがとう。