駄目社員はむの日記

USO800 certified.

最近のQRPトランシーバキットの話。

最近のQRPリグの話。

SSBのリグも面白くなってきた。

以前はCWばっかりだったけど、SSBのリグも面白い思想で作るのが増えてきていると思う。


Taurus SSB transceiver
BITX - A Bidirectional SSB QRP transceiver for homebrewers

こんな具合で、20m SSBトランシーバは結構お気楽に作れちゃうのである。
因みにどっちもキットやパーツセットは売ってます。
BitX SSB 17M and 20m Transceiver - QRPKits
Taurus 20mtr Transceiver (パーツセット)。基板はオリジナルサイトで頒布
Taurusの「MC3362PでSSB」という思想は結構アリだと思いますね。AGCもかかるのがポイント。


あとは、MMR40 CW/SSB Transceiver - QRPKits(190USD; ケース付)、ARTRA Association des Réalisations et Techniques RadioAmateur - Le FORTY(169,50EUR)、Le FORTY II - Transceiver BLU 40 mètres synthétisé(320EUR)なんてのもあります。前者はSSBリグにオシレータをくっつけてCWを出せるようにしたもので、CWオペレーション自体はオマケぐらいに考えるのが正解か。

そういえば、ATS-3Bの最終ロットが出たそうな。

Altoids缶(ミント缶)に収まる表面実装リグということで有名だが、CWに加えてデジタルモードも出せる駆動がイカす。
海外ではOK1IAK - ATS-3b extensions、あと日本ではJL3AMK - ATS-3BということでJL3AMKさんの解説が詳しくて面白い。
SSBリグを使わないPSKの思想で、The PSK-series Transceivers(Small Wonder Labs)とは対照的である。
設計したKD1JVのページには次回作ATS-4の様子も出ており、2010年2月のキット化がアナウンスされている。これもなかなか素敵。