一つは18世紀以前、もう一つが近現代の19-21世紀美術である。
エントランスから入って2Fには、フランドルの膨大な絵画のコレクション。
というか、フランドル限定でコレクションという方が正しいかもしれない。
- Pieter Paul Rubens(ルーベンス)。ともかくルーベンスが多い。ルーベンスの宗教画、一生分見たわ。
- ファン・ダイク(Antoon van Dyck)の肖像画も多い。ヤン・ブリューゲル(Jan Brueghel)I, II、ピーテル・ブリューゲル(Pieter Brueghel)もかなり多し。
- Joos de Momperのバベルの塔の見応え抜群。
その他、ベルギーの画家とか結構多いんだけど、Navezとか、Jan Massysとか、Jacob Jordaensとか、僕は絵の教養が無いので全然わからないなぁ。
別館・近現代コレクションの建物へ。
地上階から、エスカレーターを下がって行く。
地下の美術館だなんて、大阪の国立国際美術館みたいですな。
しかし・・・こっちの方はほとんど分からなかった。-5, -6階での19Cベルギーのコレクション、-7, -8の20-21Cベルギー&ヨーロッパ一部のコレクションとも、ベルギーローカルな画家が多すぎて知識の乏しい僕にはさっぱり。
ただ、写真の展示でAndreas Gurskyという写真家の「Osaka 1990」という作品に驚いた。
「ネオコーポ茨木」というマンションをバックに、ゴルフの打ちっぱなしが写っているのである。シュールだ。そして元茨木市民としては妙にツボ。
美術館を後にする。
あー、5ユーロでものすごく楽しかった。
近現代の方は多分今後あまりこないと思うけど、フランドル派の絵画はまたじっくり観に来る価値が十分にある。