駄目社員はむの日記

USO800 certified.

眠くならない・・・

BGM:「COWBOY BEBOP Vitaminless / 菅野よう子」(1998, Victor Entertainment, VICL-60248)
より、Tr.3”Doggy Dog”。
菅野さんの出した音盤の中で、このミニアルバムほどアングラっぽい気合が入ってて、ブチ切れてるのもないように思える。まあようするに

らーらーらーらー らーらーらーらーらーらー
らーらーらーらー らーらーらーらーらー

なのである(謎
とくにこのTr.3は3分14秒、病的な”we are the doggy doggy dogs!”の歌が流れ続ける。ヤバい。
完璧なオケに負けじと山根麻衣さんが熱唱するTr.1”THE REAL FOLK BLUES”、Y.K.ことGabriela Robinが歌うTr.4”Cats on Mars”、至極ストレートアヘッドなのにちょっと変なTr.2”Odd Ones”など、ジャズを基調としながらもジャズにとらわれず”突き抜けた”音楽が収まっている。
名盤揃いのカウボーイビバップの中で、菅野節を聴くならまずは1枚目のサントラなのかもしれないけど、これも捨てがたいと思う。


音質はというと、的確な音録りで鮮やかに楽器とヴォーカルを定位させるビクターサウンド。ジャズっぽさを出すためかナロー気味な音域でのマスタリングの気はするけど。
ちなみにNJレコーディングのTr.2, 7, 8、レコーディングエンジニアは畏れ多くもRudy Van Gelder御大。Tr.8の最後に"That's a pretty nice take!"と言ってるオッサンがいるけど、これはまさか御大降臨・・・