駄目社員はむの日記

USO800 certified.

花咲くオイローパ春の旅(しごと) Day 7

6時起床。

今日は朝から晩までやたら忙しいのである。
昨日の議事録を投げて、7時半すぎ、ホテル朝食。

炭水化物過剰。甘党、万歳。

午前中。

今日は意外な形で、懇意にしてる方とブラッセルでお目にかかれることになったので、遊びに行く。

9時半某駅集合。

駅周辺の治安は悪いので、素早く駅から去る。
傘をさすほどではないが小雨が時折降り、寒い。最高気温が9℃ぐらいだそうだ。

街中を歩く。

雑談しながら歩く。
そしてこの町一番の和食レストランへ。

メニューに書いてない日本人向け限定「ラーメン」を食う。


豚骨味噌味だった。ちぢれ麵がうれしいいー!というかここ本当に白耳義か?
マダムは相変わらずお元気そうだし、大将もお盛んだった。
なんか知らないけど、大将とうちの元駐在がみんなずいぶん偉くなったなって話をした。
や、僕はなってないけどな・・・

午後。


ラッセルといえば、王立美術館である。
ここではあきるほどフランドル絵画を見倒せる。

成果。

  • 案内しつつも、この町の主要な教会であるサンミッシェル(大聖堂)とサントカトリーヌに行けた。


  • マンガコーナーの仏語マンガ在庫が驚異的なfnacなど、以前からある店に加え、サンクトカトリーヌ周辺のチャイナタウンもオタク文化圏になっていた。政府のゴリ押しは悪手続きなのに、自ずと浸透していく日本のサブカル。もはや文化力である。
  • 他にも日本のゲーム(エロげ含む)を展示販売して格ゲーの筐体置いてるおかしな店や、日本風ゲーセンまであった。どうなっているんだブラッセルのヲタカルチャーは。

  • どうでもいいが、デュッセルの「匠」がいつの間にかサントカトリーヌ周辺に出店していたのか?

  • サントカトリーヌ周辺にやけに魚介レストランが多いのは、漁師が教会前の広場に魚介類を持ち込んでいちを開いたことに由来するらしい。
    • 白耳義はわずかに海岸線を持っている割にコーストガードも海軍も持っていて、海産物にも熱い思いがある。まるでどこかの国が火事場泥棒まがいでぶんどった島に異様な程執着するかの様だ。いずれもツッコんではいけない。

最後に、白耳義名物パチモンマクドで偽マックカフェ

しばし雑談。
店内の2階にまでも、小銭をせびるオッサンが入ってくる。相変わらずテキトーな国だ。

いったんホテルに戻る。

お別れして、1640帰着。
まだだ、まだ終わらんよ!

夕方。

継戦のために洗濯第二弾を挙行。
経験上、ほぼ定宿としているこのホテルでは、ウィークデーに発生した洗濯物を金・土、各1バッチに分けて洗い、室内に干しておけば、週明け無難に試合続行できるのである。
YAT安心欧州旅行。

夜。

18時半、ホテルより拉致られる。
そして・・・ふたたび町一番の和食レストランへ。小雨降る中、19時のオープンまで待たされる。

こってりしたものを食べた。
いやほんと、ここがどこなのか混乱し頭バグる。

22時ホテル帰着。

体調が変調の兆し。今日はオーバーワークか?
アルコールが入って、体中の筋肉が攣りそうになっている。


そして零時過ぎ、自分がベッドに突っ伏して倒れてたことに気づいた。
明日は休息をとろう。ダブルヘッダーは無理があった。ビタミン剤過剰投入し就寝。

花咲くオイローパ春の旅(しごと) Day 6

朝。

6時起床。まだまだ続く地獄進行。
外はどんよりの鉛色の雲。ああこの時期の北白耳義や和蘭ってこんな感じよね。
朝食は・・・まあ阿蘭陀クオリティの味だった。レストランの雰囲気がいいことからすると、おいしいものを供しているつもり・・・なのだろう。

午前中。

寸前の調整を終えてから9時半ホテル出発。
そして車で2時間余り、今日の会合の地に向かう。

正午過ぎ。

会議するメンバーと雑談から始める。

午後。

13時から15時まで一本勝負。しゃべり倒した。

夕方。

雑に白耳義北部の駅で置き去りにされる。ひでー扱いだ。
まあ勝手知ったる国なので、さっさとチケットを買って白耳義国鉄に乗る。

ラッセル北駅着。

私は帰ってきた。
しかしどこかに移動しての買い物にはトゥーレイトだ。ホテルにチェックイン。


日が暮れる前に、近所のスーパーでお土産第一弾を買う。あと、APOTHEEK(薬局)で薬を買っておく。
当地の解熱剤はイブプロフェンをえげつないレベルで入れているので、恐ろしく熱を下げることができるのだ。

寝る前。

花咲くオイローパ春の旅(しごと) Day 5

朝。

5時半起床。
日本側の七転八倒っぷりを放置して今日の業務準備。

7時半朝食。

そしてホテルを出る。

午前中。

10時現場入り。
10時半から12時までしごと。
得るものはあった。

空港で昼飯。

懐かしの小さな空港でちょっとお土産。
そしてピザとあと、この地域独自の揚げパンを食った。

揚げパン、中にチキンベースのトマトリゾットが入っている。そのおかげか、食べるととっても「お子様ランチが詰まっている」気分なのだ。
おっさんになろうとも、トマト味のチキンライスは正義だ。アガる。

飛行機移動。

機内せき込むやつらだらけでほんと不快。手でふたすらしない。もちろんマスクなんてしてくれない。
挙句の果てにゲッホゲッホした後さわやかな表情を浮かべるやつすらいる。周囲をイラっとさせる。

エンポリオアルマーニ空港でまた乗り換え、

今週最後の案件をこなすべく目的地へ向かう。
機内の飲み物としてスックォ・ダ・ペーッラ(ピーチジュース)を頼むのは、ITAガチ勢の所業である。
仏独伊ときて、今度は蘭白コースだな?

2050ホテル飯。

スパゲティが17EURもとるので、どんなのが出てくるのかなと思ったら、合理的なプライシングだった。すさまじい物量なのだ。
味は悪くないのだが、ベーコン満載でものすごく塩辛く、完食にいたらず。なんてこったい。
なお経験的に、オランダ系地域で出てくるスパゲティはぐでんぐでんで、アルデンテではない。

花咲くオイローパ春の旅(しごと) Day 4

朝。

4時過ぎ起床。今日は移動日。
久しぶりのこの町、街中で遊びたかったが致し方ない。

0610タクピックアップ。

手荷物検査を抜けて素早く出発ゲートへ。
7時にはゲート前。
ITA(旧アリタリア)に並ぶ人の列がやっぱりぐちゃぐちゃで、最後には出発ゲートを人が取り囲み、おしくらまんじゅうの勝者がボーディングしていく。
「そうだよ、伊太利はこうでなくっちゃ」とうれしくなる。

午前中。

0825フライト。
まずはアルプスを越え、エンポリオアルマーニ空港へ。
機中、飲み物を訊かれたので「すっこだらんちゃ」と答えたら、 彫りの深い美人さんのCAに笑いながら、

「惜しい!発音はスーックォ・ダrrrラーンチァよ」

といい発音と共に、オレンジジュースを渡される。

エンポリオアルマーニ空港着。

霧だった。
さらに北伊太利から南下。

後ろの席からクレームが来る。

なんと僕が座っていたのは、「止まってくれない背もたれ」の座席だった。
アリタリア名物・整備不足シートキター!!
むしろ当たりを引いて、思わずガッツポーズになる僕であった。


僕のハズレクジ遭遇率の高さは、なかなかである。
能力やスキルではカバーできないレベルでぷち不運丸かぶりの人生だ。その程度は慣れてるぜ!

午後。

南の島に着く。ホテル着1450。

思い出の島だ。少し歩こうではないか?

ドゥオーモなどがある中心街までバスで行こうと思ったが、バスがさっぱり来ないのだ。

小汚い地面を見たくはないが、フンなどが放置されているのでよく見なければならない。

時折小雨の降る南の島である。

懐かしい地域を見てからホテルに戻る。





18時ホテル帰着。
ちょっと天気が危うかったでござる。
それにしても、ホテルの近所にある1901年創業のパン屋さんで思わず買った焼き立てチャバッタが、美味すぎて困る。
0.60EURでこんなうまいものを食えたら、労働意欲が失われちゃうよ!

夜。

風のうわさで、拷問アニメでは静御前のようじょ声がすごいとのこと。
観れない哀れな僕に代わって、日本にいる幸せな人々は楽しんでくだされ・・・>id:hola_baja

ばんごはん。

今回の旅で一番マシなばんごはんだった。
モッツアレラ&トマトからの、焼いたソードフィッシュ、カフェアメリカーノで〆というフルガロン。

南の島で食うトマトとソードフィッシュ(メカジキ)はホント旨い。

花咲くオイローパ春の旅(しごと) Day 3

朝。

6時半起床。これはほぼ時差ボケ直ったかな?
今日から一巡目の獨逸しごとです。人生何回目の転生の如く、何度もぐるぐるすることになるのだ。

朝食。

ホテルが朝食を提供してくれる様なところでないため、近所のスーパーで買い出し。
ノホアインマルブレッツェル的なフレーズがとっさに出てきて、「徐々に戻ってきてるな」と少し実感。きっと数週間居ればかなり取り戻せるんだがね。

午後。

今日の訪問先につく。
2時間一本勝負。それなりに成果あり。

タクでホテルに戻る。

そして夕方。
18時からオープンするパブにてWeißbier。
ダウンタウンじゃなくて住宅街にあるパブということもあり、トゥーリスティックな価格設定ではない。

20240319195601

パブからの帰り、スーパーに寄る。半額神は降臨しないが、8時に閉まる寸前のスーパーには3割神が降臨していた。

BBC Radio 4 Longwave (198kHz)を聴く。


わざわざ日本からラジオを持ち込んだ。
と言っても古いが僕のお気に入り小型短波ラジオICF-SW1だ。
そして、今月末にも放送終了と言われるBBCの長波放送BBC Radio 4 LW (198kHz)を聞いてみる。
今回の訪欧ではこれがやりたかったのだ。なにしろ日本では長波放送なんて受からないから、受信部が動作しているかどうかすらわからないので出たとこ勝負だったけど、現地で無事聞こえて嬉し。


次の訪欧機会にはきっと停波になっていることだろうから、多分今回で聴き納め。
欧州駐在時代も、ロングドライブ中は周波数変える必要無い198kHz付けっぱなしでしたよ。
ありがとうBBCの長波放送。とてもお世話になりました。