駄目社員はむの日記

USO800 certified.

旧市街から新市街へ、川に沿って東方向に歩く。

人種・宗教・文化フュージョンの町・サライェヴォ。これを東西にぶち抜くようにミリャツカ(Miljacka)川が流れている。
川幅はかなり狭いのだが、サラエボ事件で有名なLatin Bridgeをはじめとして橋がやたら掛かっているのが面白い。

まずは、歴史と文化の基礎知識を入れようとNational Museumを目指す。


途中、「世界で最も有名なHoliday Inn」*1を通り過ぎて、建物にたどり着いたら・・・

閉まっていたorz

その隣りのNational History Museumに入る。


地味に営業。4KM払う。展示スペースでは、12c〜現代までの歴史、そしてもちろんボスニア紛争(〜デイトン合意)の歴史が語られていた。実物ではなくレプリカや写真が多いのは、悲しいことに紛争で図書館や博物館の文物が消失したかららしい。



そう言えばこんな人も関係してました。明石さーん!*2


最後にそこの受付のおっちゃんに「隣閉まってるね。カネがショートしてるの?」って訊いたら、「お金もそうだけど、ポリティカルにも開けない状況さ。どうにか開いてる国立のミュージアムはココぐらいで、他はほとんど閉まってる」との返答。これは悲しい。

コーヒーを飲んで一休み。

ショッピングモールもあるんだなぁ。それも典型的なドイツ式モール。*3 これは復興を印象づけるな。


カフェVAPIANOでカプチーノを口に含む(2KM)。

途中でオリンピックのメイン会場付近もふらつく。



カラテグランプリ開催。

*1:ボスニア紛争時、ほとんどのホテルが閉まる中、周囲がスナイパー通りだったのに気合で営業し続けたため、マスコミの拠点となってたホテルです。

*2:道民にとって「THE明石さん」はアナウンサーなので。

*3:地下一階がスーパーで、上階に電気屋さん、真ん中に服屋