BitX20Aはだいたい実用的になってきた。残りの懸念点は今のところ下記。
- AGCがない→ディスクリートでRFが組まれてるリグは総じてAGCレスでも素子が飽和せず聴こえるので、音量がでかくなるだけで実用上あまり問題ない。
- ATTがない→上と同じ理由で、ATT不要。
- 14.13MHzあたりの内部ビート→周波数構成上の理由だろうか。11.0MHz IF(+BFO) + 3.12-3.25 VFOなので、なんだろうなぁ。仕様と諦めるか。
- 送受信リレー時のボコ音→LM386の使い方次第。工夫のしどころだと思う。
- Digital dial(周波数カウンタ)由来のノイズ
周波数カウンタ由来のノイズはどうにも除けない。
結構ギギョギギョ・・・とうるさく、弱い局ならマスクされかねない耳障りなノイズである。
- むき出しでカウンタがあることは問題ありそうなので、銅箔でシールドするもほとんど効果なし。
- 周波数カウンタの電源入力に、100Ωの抵抗の両端に0.01uFを吊り下げてデカップリングをしてみたら、改善は見られたがなおノイズは残る。
- ノイズがどこから混入するかだが、モニタするVFOのTPから外してもノイズが聞こえるのか、一度試してみよう。*1
もう少し検討する余地はあるけれど、実用上は周波数を常にモニターさせておく必要もなかったりする。ノイズ対策がお手上げとなれば、「display offスイッチ」を付けて、「必要時以外切る」という手もないことはない。*2