- 今より英語の普及率が低く、コミュニケーションに苦労。ネットで各国語を簡単に翻訳できるわけでもない。店にも看板にも自販機にも英語の併記なし。
- ユーロ導入以前は当然、通貨はばらばら。リラ・ポンド・フラン・ペソ・マルク・クローネ・・・*1
- シェンゲン条約発効前だと、国境はパスポートチェック。
- Webがないから、便の予約も宿の予約も電話。何でも電話問い合わせ。
- ケータイもメールもないから連絡手段は固定電話とFAXとテレックス。移動中は連絡が取れない。
- 地図一枚で、感覚を頼りに知らない道をどこまでも行く。
ネット・GPS・ボーダーレス全盛時代では考えられないほどの、以前の駐在員の苦労が偲ばれます。
#で、80年代より前だと東西対立までくっついてたわけで。
今は極楽ですよね。
*1:「世界まるごとHOWマッチ」って、通貨単位がごちゃごちゃあったから成立しえた番組なんだよなぁ。