というのも、低機能なのである。
ケータイは専ら、電話とショートメッセージの送受信のために存在するのだ。でも十分だと思う。
＃僕なんて、メッセージ送受信さえもせず、本来の電話としか使ってませんが。
駅のプラットホームとかで、ケータイをみんな必死でプチプチしているのは、実は日本限定のとてもローカライズされた現代文化のようなのである。ある種異様な姿だと僕には思える。
日本におけるケータイとは、ネット端末でありカメラであり、テレビでありゲーム機であり、FMラジオでも音楽プレイヤーでもあり、バーコードリーダーでありストレージでもあり、計算機でもある。はたまたオサイフ・定期券代わりであり、チェックインしたりも、チケットやクーポン代わりになったりもするし、GPSを積んでナビになったりもする。果てはデコレーションしてプリクラをはっつけ、ファッションの一翼まで担っちまっている。
この拘りようは、ただただ凄まじい。
＃次、どんな機能がつくんだろうか。
ある意味、”ウェアラブルコンピュータ”の一つの現実的な到達点のような気はするけれど。
