理系に居たら、化学の講義で「アレニウスの式」という関係式、あるいは「アレニウスプロット」というのを習ったはずである。
意味合いを説明する上ではいろいろな現し方が可能なのだろうけれど、一般的に「アレニウスの式」とは、化学反応の起こる速度の温度依存性を表す経験式であり、速度定数をkとして
k = Ae^{-E/RT}
(A:頻度因子, E:活性化エネルギー)
で表される、というもの。
前フリが長かったが、この有名な式が論文誌に発表されたのが、1889年。約120年前なのである。
(つづく、きっと。)