基板には、本来挿さっているCFU(小型3端子・少素子)シリーズのセラフィルに加えてCFW(小型5端子・多素子)シリーズもが挿さるパターンと穴が備わってたりするので、ためしにいくつか挿してみた。
- 某所で売ってたCFW455G(±4.5kHz/-6dB, ±10kHz/-40dB)を挿してみたら、選択性が下がるのとトレードオフながら、音質が著しく改善。
- オチャメしてCFK455E7(±5kHz/-3dB, ±8kHz/-6dB, ±16kHz/-70dB)という、広くて帯域が綺麗な金属ケース-樹脂モールドタイプを強引に挿してみたら、音質は更に大幅に向上したのだが、普通のAM放送でさえ混信が酷くなった。これはさすがに使えない*1(^^;
ということで、キレは今一つとはいえ、ある程度聞き易くてかつ混信が酷くならないというあたりを考えると、CFW455Gを使うのが結構良い選択かもしれない。AM放送は9kHzセパレーションということもあり、-40dBの帯域はそんなに広がっていないし、まずまず使いやすいと思う。しばらくこいつで行ってみようと思う。
*1:まだBC放送だけなら許容できなくもないレベルなんだけど、特に混信しやすい短波放送は聞けたもんじゃない。