問題先送り。深い溜息。
タミフル、化学的製造法を開発…スイス社と話し合いへ(YOMIURI ONLINE)。
これはめでたい話のようで・・・ううん先生のポリシーによるよなぁきっと。ただ純粋に人類の健康を願ってたのか、ロイヤリティー狙いだけなのか。”話し合い”というのが多かれ少なかれ政治的駆け引きであるのだろう。
”傘の下”の特許(物質・製法など基本特許を抑えられている状態で取った下位の狭い特許)というのの辛さは、企業の研究者・知財担当者なら痛いほど身に染みてる所だと思うのだが、大学の知財担当官(最近いるらしいですね)はそういった状況にあって、海千山千の製薬企業の知財担当者と真っ向対峙してどれぐらいの交渉力を発揮できるのだろう。
