生録にはOKなんだけど、DAT代わりに使える高音質ポータブルオーディオとしては魅力がたりない風味。
満足:
- サイズ・重量はポータブルDAT(SONY TCD-D7/8/100)と同じぐらいだから、慣れてる人にはOK。
- 電源としては単三*2〜4本でDATとおんなじ。将来安心。
- マイク入力がしっかりしてる。レベルメーターもある。DATと同レベル。
- メカの動作音が入らない生録が出来るというのはかなりうれしいと思う。
- USBでPCとリンクできるメリットはそれなりにあるはず。
- (PMD660) ファンタム電源が供給されるキャノンマイクジャック装備。ナイス。
- 少なくともDACはポータブルDAT時代よりずっとよくなってるはずな訳で、音としては悪くないのかもしれない。
不満:
- 駆動部分が無い割に、電池の持ちがDATとさほど変わらない。
- USBはついてるけど、USBオーディオとかメモリとか挿せればいいのに。
- 著作権上の問題なのか、同軸デジタルin/outが付いてない。これはポータブルオーディオとしてはつまらん。USBで頑張れって事か。
- コンパクトフラッシュという媒体が永続的じゃない(サドンデスも起こりうる)メディアである事。
- フォーマットが44.1 or 48kHz / 16 or 24bitということで、DAT時代と大した変わらない事。今日びのHDDレコーダーのように96kHz/24bit位あっていいんじゃないかな。
・・・でも今更、TCD-D100を買う気にはなれないよね。