駄目社員はむの日記

USO800 certified.

さっきまでETV特集「新・科楽教育のススメ」を観てた。

”今後の科学教育をどうするのか”ってテーマを、科学を楽しく教えている現場を紹介しながら議論する番組だった。科学実験プロデューサー・米村でんじろう(米村傳治郎)氏とロボット工学の古田貴之センセが紹介されてた。そういえば米村氏が丁度高校教諭から科学実験プロデューサーに転職するあたりの話、十年程前にNスペかETV特集でやってたよね。
#現在は米村でんじろうサイエンスプロダクション代表が肩書きみたいですね。


最後に30分ほど流れた毛利衛氏と江崎玲於奈氏の対談。二人の話が全然かみ合ってないよ・・・江崎センセのトークはどんどん飛躍してって相変わらず分かり難いし。
ともあれ科学教育の目的として、”有能な研究者を育てる”のか、”理系科目なんぞ一生不要な般ピーが理科を嫌がらないようにする”のか、どっちを重んじるのかによって方向性が違っては来そう。まあ普通の神経で前者を目的とさだめるなら、(今時にはそぐわないかもしれないが)理系離れ云々以前に、熱意ある純朴な人間を育てる社会構造を作ることが本質になっちゃうんじゃないかなぁ。


古田センセの話じゃないけど、やりたい事を持ってる学生は学部の頃からそれに向けて熱心に勉強するし、ちゃんと行きたい研究室に進んで自分がエキサイトできるテーマがあたれば、やる気を出してその分野を必死に学び先端に追いつき追い越そうとするものでしょ?