駄目社員はむの日記

USO800 certified.

今日の獲物。


SIEMENSのTCA440。AMラジオ用フロントエンドICで、LA1600的な使いかたができる。*1
パーツ屋のオッサンに「かまわん、あるだけ全部出してくれ」と言ったら、レールから取り出しながら「いいところに目をつけたな、homebrewするハムだね?」と、20EUR/12ヶにまけてくれた。

KENWOOD YG-455C-1。40EUR。ナイスだ。同ブースでYK-88CN-1が35EURだったが、そっちは買わなかった。

トリマーコン。各山1EURずつ。これもいい買い物だった。



パワートランジスタ入り部品箱、10EUR。オーディオ石の味見にちょうどよかろう。*2

上記パワトラと同じ業者。Trの放熱周りの装備、5EUR。パーツ箱ごと投げやりに手放していないか?

業者のオッチャン「おお、君のようなヤングボーイ*3は、最近あんまりイベントで見かけないな!日本人だろ、この辺で働いてるのかい?」
はむ「うん、ぶらせるでね。ちゃんとHFにでてるよ」
業者のオッチャン「パーツを観る目あるな!仕事はエレクトロニクス関係かい?」
はむ「いや、一応ケミストだった。今は事務屋だよ」
業者のオッチャン「おいちゃんには、エレクトロニクスが本業に思えるけどな」
はむ「ケミストリーは食ってくため、エレクトロニクスとハムはエンターテイメントのためさ!後者の方が出会うのがずっと早かったしな」

東欧電鍵。


ニューオールドストック状態の電鍵1台保護。状態最高。出物だな。*4

この電鍵、こっちのはむイベントではよく見かけるけど、接点サビサビでヒドイのが多いのです。

これ、一見アヴァンギャルドだけど合理的な構造してますよね。レバー(ないしはアーム;槓杆とも)が直接接点を押し下げるのではなく、二股のレバーが電鍵両側面に繋がってて、両脇のシャフトを経由して接点をキーイングしている。
日本製・ドイツ製電鍵のような精緻な作りではないけれど、打ち心地なかなかよし。QRP機と組み合わせて移動先でパシパシ打ちたい感じ。
#土産用にももう1-2台買っておけばよかったよorz


・・・この期に及んではむは何をやってんだよ、バカなの死ぬの?と呆れる読者様も多いと思う。
や、僕もそう思う。

*1:LA1600にはDETまで内蔵されているので恐ろしくシンプルに受信機が作れちゃう反面SSB/CWの復調には工夫が要るけど、TCA440はIFアンプ4段(+AGC&Sメータ)ステージまでのフロントエンドICだから、外付けで正調な復調(AMラジオなら検波)回路が組める。

*2:パワトラが2-3個当たりだったらもう元が取れているしね。

*3:おいちゃんは60代半ばぐらいに見えた。"young boy"か・・・

*4:Czech Morse Keysにあるとおり、チェコ(というかチェコスロヴァキア)のキーと思われ。czech army morse key Product Reviews