20bit系の傑作DACチップをNOSで使い、賛否あるリクロックがついてて、更に出力がディスクリート、電源もディスクリート・・・ということで、正直ニッチな香りがぷんぷんのDACだった。
作ってみると部品の選びしろなどでいじる余地が多く、また受動部品の音への影響が他のDAC基板より強烈であるようで、満足な音に追い込むためにチューニングにかなり時間がかかった。しかし即席でハンダ付けして終わりのDACとは違って音作りをしっかり楽しめ、結果的にとってもいいDACになった。主力機として長く使わせて頂こうと思う。