駄目社員はむの日記

USO800 certified.

総評:抵抗を見直してみる価値は、十分ある。

そんなわけで、今回の実験ではダークホースのRIKEN RMGに軍配が上がってしまった。
RMGは独特の高域のキラキラによって、「明るすぎて音楽的じゃない」「他の抵抗で聞こえた残響などの情報が欠落する」などと忌み嫌う人もいるが、一方で「I/V抵抗にはカーボンじゃないと駄目!L分が出ないカーボンコンポジットに限る!」という方もいる。それぞれ一理あるな。


このL分の少ない”丸さ・くどさを排した表現”が特徴なわけで、全部RMGにしてどぎつい音にさせずに、使い所を選べば良い効果をもたらすと思われる。
DENONのプリメインを開けてみると、使い所の一端を知ることができる。


今回の組合せではちょうど伸びやかで聴き応えがあるし、CMF-55とのバランスも取れている。今までの製作物ではCMF + DALE NS-2BかA&Bが中心だったが、今後はCMFとRMGを組み合わせることを試みてみようと思った。
#だからといって、闇雲に負荷抵抗に100kΩ位のRMGを使うとキラキラしすぎるんだけどね。
暫くは、N2L-RFTのI/VはRMGにしておこうと思う。