駄目社員はむの日記

USO800 certified.

(タイラーのような) 有能さはまるで滲み出ておらず

マネージメントはろくにできないリーダーであっても、現場に絶大な信頼を得てて部下のムードをにぎっちゃってる、と言うようなケース。
こういう場合に、そんな上司が部下をまるごと無能にするかと言うと、必ずしもそうではない。みんなクソマジメで肩肘張ってて打たれ弱い組織よりも、肩の力が抜けてて隙の無いネアカな集団と言うのは圧倒的なプレゼンスがあるし、総合力で勝ったりもする。


「組織の雰囲気をレビューするためには、部署のトップ一人と若手二人を抽出して様子を見ると大概読めると言うのがセオリーである」というのを、組織論を説いたビジネス書で読んだ事がある。
たしかに、マネージャーの思想信条や言動をざくっと調べた上で、末端の能力を二人ほど確認する。あとは末端がマネージャーの影響をどの程度受けてるか(上司の思想の末端までの浸透具合)を確認すれば、中間管理職以下をつぶさに調べずとも組織がどの程度機能してそうかが読めそうな気もしないでもない。