今年の駄目系番組は、躍動感と瞬発力のあるものにハマった。
- 十兵衛ちゃん2・・・映像・声優・脚本・演出。完璧にハマるとここまでストーリーを作りこめるんだ。泣き、笑い、悩む。毎回衝撃を受けつづけた。
- MADLAX・・・NOIRの巻き直しと言ってしまえばそれまでだが、それ以上の濃厚な内容を作り上げた。まどたんもまーたんも最高。このご時世、巨乳ヒロインがウケたのは何年ぶりでしょうかね。
- カレイドスター・・・単純な萌えに訴えずに、健全で徹底したエンターテインメント性を追求した作品。明朗さ、快活さ、あと躍動感。最近のアニメに欠けてたものを問うていたと思う。
この三つだけが、きっと今後も見返したくなるだろう作品。いずれも、広げた風呂敷を見事たたんで大団円。大地丙太郎・真下耕一・佐藤順一。現代テレビアニメを代表する3人の監督は、それぞれ方向性は違うけれど素晴らしい。
次点がスクールランブルかと。