続いて、ドラゴンボールGT。ろくに見てなかったから感傷ゼロなんだけど。基本的にストーリーの理解に日本人特有のメンタリティが必要ない無国籍バイオレンスモノになっているからこそ、米国のガキ相手にもOKなんだろうね。
・・・と、うまい具合に自己完結出来そうになっていた。
しかしまことに遺憾ながら、この二本に続いて22:30から「るろうに剣心」が始まってしまった。これって米国人が好きなチャンバラモノだし、ガキがフォローする少年マンガ的な見所は”元・幕末の剣客(暗殺者)が明治の世で如何に殺さずを貫き、超人的な剣技で仲間を守るか”なんだろう。けど、ストーリーの根幹をなすところは
「幕末を引きずり明治についていけない道化のようなチャンバラ馬鹿連中(主人公も含む)が、如何に虚しい自分の人生にケジメをつけるか」
という、日本人のメンタリティなしには本質的理解に至らない重たい命題ではなかっただろうか。てことで、一旦は上手く整理できた様に思えてた議論、あっさり崩壊。
