駄目社員はむの日記

USO800 certified.

2008-09-13から1日間の記事一覧

ビバークだ。

曇り、時々雨の山道。17時を迎える。 すれ違う人も少なくなってきた。早くも暗くなり始め、そしてヒグラシが鳴き始める。いつどこで雨が来てもおかしくない、と言わんばかりに、雲がごうごうと音を立てる。 そして自分自身も力尽きる。心身ともそろそろギブ…

近露王子〜大坂本王子。そろそろへばりだす。

15時半過ぎ、再び山道へ。 これからずっと山である。手に持つ地図の等高線が、ここから十丈王子・大門王子まで険しさを物語る。 牛馬童子像の実物を見る。大坂本王子も過ぎる。

継桜王子〜近露王子。割と早い時間に目標達成。

なおも、しばらく舗装された道を歩く。 天気が危うい。時々小雨に。そして、途中から林道と山道を交互に。そして近野小学校という小学校に通りかかると、15:15と表示。まだ行けそうだ。 近露王子が近づいてきて、すごく小さなAコープを発見。 Better than no…

小広王子〜継桜王子。野中の清水は無上の幸せ。

小広王子→中川王子→継桜王子と、コンクリートで舗装された道を歩く。 山道に足がなれた辺りではあったが、ラクではある。 そして宿場町である継桜王子に着く。 この付近には民家があるが、いくつかの宿では素泊まりや食事が出来るそうな。 またここには「野…

湯川王子〜小広王子。関門続く。

湯川王子、岩神王子、熊瀬川王子、そして小広王子と山道は続く。 すると、湯川〜岩神王子の間で、ドイツ系っぽいヨーロッパ人の、品の良い中年夫婦が楽しげに降りてくる。そこで数分雑談。8時に近露王子を出たそうな。早いね*1。さすがはアーリア人だね? で…

発心門王子〜湯川王子。エネルギー切れを誘うアップダウン。

再び山道に入る。猪鼻王子、湯川王子とチェックポイントを通過。 全般に登り方向なのだが、細かくうねうねしたアップダウンが体力を奪う。まだ下りが辛いと言うほど足がしんどくはないが、登りがなかなか効く。 一日目の最初の難関は、三越峠のアップダウン…

水呑王子〜発心門王子。観光客向けの道。

発心門王子までクリアー。 この辺は、すれ違う観光客が結構いる。発心門王子までバスで来て、本宮までナンチャッテライトなアウトドア気分を味わえるためだろう。ここでも湧き水の給水可能。

熊野本宮大社〜水呑王子。スタートダッシュは上り。

境内の正面左がわにひっそり、入口がある。8時半スタート。 5分ほど民家の間を歩いていくと、金網に仕切られた「熊野古道」の青い標識がある山道が。 ここだな? そしていきなりの上り続き。 杉木立と広葉樹林が交互に目を楽しませてくれるが、上りでいきな…

熊野本宮大社に詣でる。

この周辺は流石に、観光コース。ジジババが圧倒的多数だが人は朝から結構いる。 本宮に手をあわせてから、人に聞いて、中辺路のスタート(正しくは、本宮へのゴール)の場所を知る。

6:31駅前のバス停で龍神バスに乗車。

僕含めて紀伊田辺で乗車した二人しか乗客がいない。ガラガラ。 バスは狭い住宅地を60km/hぐらいでガンガン進むと、だんだん山の中へ。 バスはなかへち美術館で5minトイレ休憩。本宮が近づくにつれて、山に分け入って行く景色が続く。温泉地などの観光地を越…

テントを片付け、紀伊田辺駅に来る。

持ち物は、テントやアルミ水筒などが入ったリュック一つ。 これで最長で明後日まで、熊野の山中にいることになると思う。 中辺路と呼ばれる正規の熊野詣でコースとは、田辺から熊野古道を歩いて熊野本宮大社へ向かうことを指すらしい*1。しかし僕は別に信心…

朝。5時起床。

とりあえず、町外れの野宿は無事だった。 車通りはないものの、チャリンコの通り道になってるような場所だったので、クソガキのいたずらの類には若干の不安はあったのだが。 さて、朝の情報収集。 目下、ネット関係は完全にオフラインなので、ICF-SW100SでNH…