某駅で戸口に立ってると、フライング・ボディ・プレスでもしそうな勢いで突入してくるオッサン。どう考えてももう一人入る状況ではない。
バカヤロウとヘンなタイミングで押し返してやったら、案の定体勢を崩すオッサン。とたんに
「おまえあ!”#$%&’あああああ!ううあああああ!」
と日本語を失った奇声を発しながらつかみかかられる。
さらには隣のババアに、
「やめてくださーい!やめてー!」
とかヒステリー起こされるわで最悪。
や、やめてほしいのは僕のほうよ。
キタネエババアよこっち向くな、奇声野郎の方に言えよ。大体、ぃやんめってぇ!って安部英かよ。
基地外とかかわると面倒なので、サッと降りて2両先まで走って乗り直す。
生命の危険がない限りは、この手の野郎に暴力で対抗するメリットは皆無。
殴り合っても僕には損にしかならない。稲葉山で静かに過ごす尊い週末の邪魔でしかない。
独りほっとすると、奇声野郎に掴まれた箇所がヘンな臭い。
ヤバいオッサンだったんや。